<<PREV | ToC | NEXT>>

Antの導入（Windows XP）

Revised: 27th/Apr./2008; Since: 25th/Nov./2002

前節でWebアプリケーションの標準的な配備方法を紹介しました。本節では幾つかの方法でWARファイルを作成してデプロイしてみます。

WARはAntでビルドし、配布／デプロイすることが一般的です。前節ではフラットなディレクトリ配下に、手でファイル群をこさえてコピーしましたが、ここでは、ソースからWARを生成してみましょう。

まず、Antを利用したことのない方のために、Antの導入から稼動確認までを紹介します。AntはPure Javaなので、バイナリファイルを適当なディレクトリにコピーするだけです。

Antの入手

Apache Antのページから、バイナリ版をダウンロードします。

ここでは、"apache-ant-1.7.0-bin.zip"（2008年4月現在最新）を入手してインストールします。

Antのインストール

zipファイルを展開して、所定の場所にコピーするだけです。詳細は、Antのドキュメントを参照してください。"${ANT_HOME}/docs"配下にもコピーされています。

ここでは、"C:\Program Files\Apache Software Foundation\Ant"にコピーします。

図：Antディレクトリー

Antの設定

• 環境変数PATHに、binディレクトリのパスを設定します。ここでは、"C:\Program Files\Apache Software Foundation\Ant\bin"をPATH変数に設定します。
• 同様に、環境変数JAVA_HOMEに、JDKのパスを設定します。ここでは、"C:\Sun\SDK\jdk"を値に設定します。

図：PATH変数への設定

<<PREV | ToC | NEXT>>