Since: Nov./13th/2005
ここでは、JRE 5.0 が導入済みであることを前提として、Windwos XPに、Tomcat 5.x を導入します。
次のページから、"Core - Windows Executable" と、 "Administration Web Application" の最新のバイナリを入手してください。
apache-tomcat-5.5.12.exe
: 4,913 KBapache-tomcat-5.5.12-admin.zip
: 2,273 KBなお、過去バージョンは archive.apache.org から入手できます。
入手した "apache-tomcat-[version].exe
" をダブルクリックすると、Windows のインストーラが実行されます。途中で足りない部品をダウンロードするために、インターネットへ接続する必要があります。
Tomcat インストーラの起動:
ライセンス条項への同意:
インストールコンポーネントの選択。デフォルトの Normal では、サービスへの追加やサンプルなどが選択されません。ここではFullを選択します。各項目を選択すると、Description に概要が表示されます。
インストール先の選択。ここではデフォルトのまま "C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 5.5
" とします。デフォルトでは、パス名に空白が入ります。ほか製品との連携時などに発生するかもしれない問題を未然に防ぐ観点では、スペースを含まないパス名(たとえば、"E:\Apache\Tomcat
")にしておくようにお勧めします。
Tomcat が HTTP リクエストを受け取るポート番号や管理ユーザ名を登録します。ここでは、いずれもデフォルトのままとします。ポート:8080。ユーザ名:admin。パスワード:ブランク(空白)。
JRE を選択します。Tomcat 5.5 のデフォルトでは JRE 5.0 が必要です。J2SE 1.4 以下で動作させるためには、追加で "apache-tomcat-[version]-compat.zip" が必要です。このパネルでボタン「Install」を押下するとインストールが開始します。
インストール中はプログレスバーが伸びて進捗を報告します。Full を選択した場合は、途中で不足しているモジュールをダウンロードするために、インターネットに接続します。
インストール完了後、Apache Tomcat がサービスとして起動します。
Tomcat はサービスとして起動し、タスクトレーにアイコンが追加されます。
デフォルトでは、サービスに追加された Tomcat のスタートアップの種類は「自動」です。Windwos の起動と共に自動的に開始されますので、その必要がない場合は「手動」に変更してください。
マイ コンピュータを右クリック => 管理(G) => サービスとアプリケーション => サービス
Apache Tomcat を選択してダブルクリックすると、""\bin\tomcat5.exe" //RS//Tomcat5
" を実行するサービスの設定パネルが開くので、スタートアップの種類を適切なものに変更してください。手動にすると Windows 開始時に自動的には開始されなくなります。
インストール直後に動作を確認しておきましょう。
ブラウザを起動して、次の URL を要求してください。
左側のメニューから、Examples を探して、JSP や Servlet のサンプルを実行してみてください。
また、Documentation 配下には、Tomcat のマニュアル/ガイドが格納されています。
Tomcat 起動画面の Administration 配下には、管理コンソールとサーバマネージャへのリンクが用意されています。このうち、管理コンソール (Tomcat Administration) を使うには、追加で "apache-tomcat-[version]-admin.zip
" が必要です。
なお、管理コンソールをインストールしない状態で、"Tomcat Administration" のリンクをクリックすると、次のメッセージがブラウザに表示されます。
Tomcat's administration web application is no longer installed by default. Download and install the "admin" package to use it.
先ほどと同じように入手した "apache-tomcat-[version]-admin.zip" を解凍すると、フォルダ "apache-tomcat-5.5.12-admin\apache-tomcat-5.5.12\
" が得られます。中には、"\server\webapps\admin\
" 配下の管理コンソール用アプリケーションと、"\conf\Catalina\localhost\
" 配下のコンテキストファイル(以前は server.xml
だったもの)が含まれています。
解凍した中身を、Tomcat のインストールディレクトリに上書きコピーします。
なお、管理コンソールのコンテキストファイルは次のようになっています。
${catalina.home}/conf/Catalina/localhost/admin.xml
:
<!-- Context configuration file for the Tomcat Administration Web App $Id: admin.xml,v 1.5 2004/08/26 17:03:34 remm Exp $ --> <Context docBase="${catalina.home}/server/webapps/admin" privileged="true" antiResourceLocking="false" antiJARLocking="false"> <!-- Uncomment this Valve to limit access to the Admin app to localhost for obvious security reasons. Allow may be a comma-separated list of hosts (or even regular expressions). <Valve className="org.apache.catalina.valves.RemoteAddrValve" allow="127.0.0.1"/> --> </Context>
Tomcat の初期ページ (http://localhost:8080/
) から、リンク "Tomcat Administration" をクリックすると、次のページが表示されるようになります (http://localhost:8080/admin/
)。
このインストールでは、管理ユーザ admin
のパスワードを設定しませんでしたので、ユーザ名:admin
、パスワード: (ブランク)として、ボタン「ログイン」を押下すると、管理コンソールが表示されるはずです。
パスワードは、管理コンソールの、「ユーザ定義 => ユーザ」から変更可能です。もしくは、インストールディレクトリ配下の、conf\tomcat-users.xml
で直接指定することもできます。
${catalina.home}/conf/tomcat-users.xml
<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?> <tomcat-users> <role rolename="tomcat"/> <role rolename="role1"/> <role rolename="manager"/> <role rolename="admin"/> <user username="tomcat" password="tomcat" roles="tomcat"/> <user username="both" password="tomcat" roles="tomcat,role1"/> <user username="role1" password="tomcat" roles="role1"/> <user username="admin" password="xxxxxxxx" fullName="" roles="admin,manager"/> </tomcat-users>
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