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WWW と HTML

last-modified: Nov./09th/2003

WWW - World Wide Web

ネットワークには二種類あります。会社内や研究室内の地域的なネットワークを LAN - Local Area NetWork (構内回線網)と呼び、 LAN 同士を公衆回線を利用して広域に結んだものを WAN - Wide Area Network (広域回線網)と呼びます。世界中の WAN を結んだ最大のネットワークが Internet で、 TCP/IP - Transmission Control Protocol/Internet Protocol (インターネットの標準プロトコル)と呼ばれる通信規約(プロトコル)で相互に情報を遣り取りしています。

WWW はインターネットによって提供されるサービスの一つで、電子メールやニュースに比べると後発です。プロトコルの言葉で言うと、TCP/IP によって相互に接続されたコンピュータ上で、 HTTP と呼ばれるアプリケーション層のプロトコルを利用して提供されるドキュメント・サービスが WWW です。TCP/IP や HTTP のプロトコルは、ISOC - Internet Society で維持管理されている RFC - Requeasts for Comments と呼ばれる仕様で策定されており、その上で実装される WWW 関連のサービスは、 W3C - World Wide Web Consortium の Recommendation (勧告)と呼ばれる仕様で規定されています。

WWW
インターネット

次にコンピュータ関連の用語集を挙げます。検索エンジンで調べてもヒットするでしょうが、効率が悪いので、まずはこれらに目を通すと良いでしょう。

アスキーデジタル用語集
e-Words
マルチメディア・インターネット事典

HTML - HyperText Markup Language

WWW が扱う情報は画像、動画、音声など多岐に渡りますが、それらの資源(リソース)の交換を用意にするための言語が HTML - HyperText Markup Language です。

HTML のバージョン

HTML は CERN で論文の相互交換を目的に、 WWW の出版言語として開発されてからバージョンアップを繰り返してきました。

HTML
最初期の HTML の概説。標準化はされず、慣行として利用されました。
HTML+ 1993/11
Netscape 拡張 HTML。ドラフトのみで標準化されなかった。
HTML 2.0 [RFC1866] 1995/11
それまでの慣習をまとめた最初の標準仕様。複数の文書型がある。
HTML 3.0 1995/9
HTML+ の拡張。ドラフトのみで標準化されなかった。
HTML 2.x [RFC2070] 1997/1
HMTL 2.0 の国際化 (internationalization; i18n) 拡張。
HTML 3.2 [RFC1942] 1997/1
1996 年からの慣習をまとめたもの。 HTML 2.0 Standard との下位互換を考慮。
HTML 4.0 1997/12
HTML から見栄えの調整を取り払ったもの。見栄えはスタイルシートを利用するように推奨されている。複数の文書型がある。 Strict, Transitional, Frameset の三つの文書型がある。
HTML 4.01 1999/12
HTML 4.0 のバグの修正版。 DTD に多くの変更があるが、原則 HTML 4 と呼ばれる。
XHTML 1.0 2000/1
HTML 4 を XML ベースで再定義したもの。要素の抽出、最配列など文書のデータ価値が高まる。Strict, Transitional, Frameset の三つの文書型がある。
XHTML 1.1 2001/5
XHTML 1.0 Strict を、モジュール・ベースで再定義したもの。ルビ注釈要素を含むモジュールが追加されている。 HTML 4 で非推奨とされた要素や Frameset 関連要素などは、 XHTML モジュールを通して利用する。

本稿執筆時点で、 W3C が正式に勧告しているものは、 HTML 2.0, HTML 3.2, HTML 2.x, HTML 4, XHTML 1.0, XHTML 1.1 です。

W3C - World Wide Web Consortium

これらのバージョンは W3C - World Wide Web Consotium と云う団体が管理し、その勧告 (Recommendation) と云う形で公開されています。 W3C は国際的な WWW 仕様の策定団体で、米仏日の大学 (MIT, INRIA, Keio ) を中核団体として運営されています。そのメンバーには、主要なソフトウェア・メーカ (Microsoft, AOL(Netscape), Adobe, et al.) が軒並み参加しており、業界団体的な色彩も濃厚です。 ISO, RFC などのような国際標準化団体ではありませんが、各ソフトウェア・メーカは、 W3C の勧告に従い各製品を設計しています。

本稿が紹介するのは、 HTML 4.01 (HTML 4) です。

W3C から正式に勧告されている最新のものは XHTML 1.1 (Jan./2000-)です。しかし、 XHTML 1.x は未だ決定的な影響力を及ぼしていないので、本稿では現実的な選択肢として、HTML 4 を紹介するものです。HTML 4 -> XHTML への流れは、視覚デザインを排して純粋に論理デザインに注力する流れですが、これを突き詰めた形は XML 応用言語で花開いています。XHTML も XML の応用言語の一つですが、HTML 4 でも XHTML でも、思想を過たねば同じように記述できると考えられます。実際に記述するタグなどの記法も、細部を除けば事実上同じだといえます。同じであれば XHTML の方が望ましいとお考えの場合は、本サイトの XHTML 入門をご覧ください。

HTML 4 に付いて

HTML 4 には複数の文書型が含まれていますが、本稿では下位互換のために用意された HTML 4.01 Transitional と云う文書型を紹介します。 Strict DTD はブラウザのサポートに不安があるので、一般的にも Tarnsitinal が利用されています。

次に、インターネットの歴史に付いて扱ったサイトを挙げます。

日本のコンピュータの歴史
日本最初のホームページ

CSS - Cascading StyleSheets

HTML 4 では、文書の汎用性を高めることや、多国語言語の文書を記述できるための国際化、ハンディキャップのための音声出力などのアクセッシビリティ向上を目的として、内容と見栄えの分離が重要なテーマになっています。

文書のプレゼンティションのための見栄えは、スタイルシートと云う仕組みで実現する様に勧められており、 W3C が勧告するスタイルシートが CSS - Cascading Style Sheets です。

CSS には現在二つのレベルがありますが、新しいバージョンは、古いバージョンからの変更点を最低限度に止めて、追加、拡張することで、原則下位互換であるように設計されています。

CSS1 1996/12
最初の CSS。 HTML による見栄えの指定を代用実現し、より拡張することが目的。
CSS2 1998/5
CSS1 を拡張。但し、 CSS1 を(極一部)変更する。出力メディアやアクセッシビリティのための拡張が多く見られる。

CSS は出力方法や媒体も区別することが出来、 HTML によるよりも、木目細かく、柔軟に見栄えを指定できます。また、文書から見栄えを分離するので、保守・管理が容易になります。ただし、古いブラウザや NetscapeNavigator4.x が正しく解釈できないことを十分留意してください。

本稿では原則 CSS1 を利用しますが、 CSS2 で変更された点は指摘し、 CSS2 による定義を優先させます。また、本稿では CSS そのものに付いてはあまり説明しません。より詳しい内容は、 CSS の紹介を御覧ください。


に、 CSS の基本的な利用法と規則に付いてまとめておきます。

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